清水勧業滑J発部ではメンテナンスや修繕などの施工管理も行っています
今回は先月実施したモノレールの点検作業についてお話いたします
水力発電所の水管路脇に人や資材を運搬するモノレールが設置されています
このモノレールは1年に1回定期点検を実施しています
エンジンが付いている動車部分の点検と昇り降りするレールの点検を行います
動車部分の点検は自動車の定期点検と同様に数十項目の点検確認作業を行います
消耗部品の交換、動作不良の確認、オイル交換やフィルター交換
電気系統のチェック、動作確認等を技術者が点検します
レールは地上から上部まで、最長で630mにも渡り敷設されています
このレールを支えている支柱部分のボルトに緩みがないか確認しながら手作業で増し締を行います(高所に恐怖を覚える人にとってはとてもつらい作業になると思います)
札幌豊平峡、日高奥沙流、新得上岩松、然別第一、然別第二、旭川層雲峡
今回も全道6箇所の定期点検を無事に完了することが出来、ホッとしています
マウントライナーの詳細については以下のアドレスよりご確認できます
余談ですが
日高奥沙流は昨年夏の大災害で国道が寸断されています
現場に行くには災害復興特別許可書がないと現地に行けません
尚且つ現場は当然のごとく橋は流され対岸には川を越えて行くことになります
寸断された国道は今年9月の開通を目指しているようですので関係者の方には頑張って頂きたいと思います
技術で社会に貢献する開発部